黒にんにくとはABOUT
黒にんにくとにんにくの違い
にんにくは紀元前3000年頃から古代エジプトにて栽培され、強力な疲労回復効果は当時のピラミッド建設に関わった労働者たちの大きな活力源となっていました。
その後、にんにくは「強壮剤」や「万能薬」として日本や世界中に広がっていきました。
にんにくは体の元気の源としてや、免疫力の増強などの様々な効能も期待できます。
特にガン予防の研究においてはアメリカの国立ガン研究所の発表ではガン予防効果のある食材のトップとしてにんにくが挙げられました。
黒にんにくは生のにんにくを高温・多湿で長時間熟成させます。
長時間熟成されたにんにくは添加物を使用せずとも自己発酵し、その結果黒くなります。
長時間熟成させることにより、匂いが軽減され、糖度が増し、にんにくの様々な成分が数倍から数十倍に増えます。
黒にんにくに含まれる主な栄養素
Sーアリルシステイン
熟成・発酵することで、生のにんにくには無い「S-アリルシステイン」という成分が新しく生まれます。
体の中で悪さをする活性酸素と悪玉コレステロールがくっつくのを防いでくれます。
アミノ酸
生きていくために欠かせない栄養素の一つにアミノ酸があります。
黒にんにくは、生にんにくと比べ1.5倍もの遊離アミノ酸を含んでいます。
筋トレやジョギングなどの運動をする際に、黒にんにくを摂取しておくと、トレーニング効果がアップするといわれています。
ポリフェノール
人間の身体には、活性酸素を取り除く抗酸化能力が備わっていますが、40代を過ぎるとその能力は衰え、体の中に活性酸素が蓄積されるといわれています。
黒にんにくは、活性酸素などの有害物質を無害に変えてくれるポリフェノールを豊富に含んでいます。
黒にんにくの効果・効能
生活習慣の予防
上記の「S-アリルシステイン」には老化や動脈硬化、生活習慣病などの原因となる活性酸素を除去する働きがあります。
また、肝機能促進や抗がん作用などにも効果があることが研究によりわかりました。
抗がん作用
もともと生にんにくにも抗がん作用がありますが、黒にんにくはさらに強力な抗がん作用を持ちます。
黒にんにくになることで生成される S-アリルシステインがNK細胞を活性化させ、がん細胞の抑制に効果があります。
血液がサラサラに
黒にんにくには、研究により循環器病の予防や治療効果が期待出来ることが報告されています。
コレステロールや血圧を低下させることで血液をサラサラにしてくれる作用があります。
黒にんにくを食べ日頃から血液をサラサラにすることで、いつまでも若々しく健康的な体を維持する事が可能です。
疲労回復
黒にんにくには「アルギニン」という成分が生ニンニクと比べて3倍も含まれています。
アルギニンとはアミノ酸の一種で、老化抑制、免疫力の向上、一酸化窒素生成などの効果があります。
そのため、疲労回復や体力回復、精力の増強といった効果を期待することができます。